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2009年8月30日@徳島市球技場

愛媛11-7徳島(前半6-7)

FWのパワーでは徳島優位は歴然。そこでの戦いを避けて,スピードとテンポの勝負に持ち込めるかどうかが勝敗の分岐点でした。

当初のゲームプランは,ラックサイドにはFWが2人立ち,低くタックルに入って徳島FWを止め,ボールを奪ったら素早くBKで外に展開。立ち上がりから,当初のゲームプラン通りに試合は進みます。しかし,FWがプレッシャーを受けたゲームはやはり苦しかった。マイボールスクラムの球出しが乱れてターンオーバーされること数度。後半も徳島陣で試合を進めますが,トライを奪うことができず,6-7のままインジュリータイム。

最後のチャンス,マイボールスクラムも徳島にターンオーバーされてしまいます。しかし,ここからの徳島のアタックを必死のタックルで止めて中盤でPKを得ます。そこから15人の気持ちを込めたアタックで,WTB三宅がゲインして,最後はFB岩本が徳島FBのディフェンスをかわして逆転トライ。劇的な逆転で11-7。四国ブロック大会優勝を決めました。

小山田監督の談話

「ゲームプラン通りにできた試合でした。今年の選手はまじめな子が多く,我々スタッフが少し無理なレベルのプレーを要求しても,真剣に取り組んでくれました。欲を言えば,BKでもういくつかトライを奪える場面があったので,そこを確実にものにできたら,もう少し楽だったと思います。今日の試合は,愛媛ラグビーの今後の方向性を示すことができたのではないかと考えています。」

 

森主将の談話

「相手のFWはサイズもあったので,とにかくFWをとめることが課題でした。FWが低いタックルでとめてくれたので勝つことができました。FWに助けられた試合でした。新潟ではBKで恩返ししたいです。監督・コーチの熱心な指導にも感謝しています。みんなの努力で勝ち取った勝利です。」


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